猫用流動食d.b.f(デビフ)カロリーエースは老猫さんや病気療養中の猫におすすめ
猫が元気いっぱいで健康なうちは必要ありませんが、老猫さんや病気療養中でよりしっかり栄養を摂って欲しいときにおすすめな猫用流動食d.b.f(デビフ)カロリーエースをご紹介しますね。
d.b.f(デビフ)カロリーエースには流動食タイプ以外にムースタイプもあるのですが、今回は液状の流動食タイプのキャットフードです。
特に老猫さんや病気中野猫さんで固形のご飯やウェットでも塊が多いと食べれなかったりすぐ吐いてしまったりする子、また食べれるけどより栄養をしっかり摂って欲しいときなどにおすすめの猫用流動食です。
猫用流動食のデビフカロリーエースの特徴
今回詳しくお伝えするのは、「d.b.f(デビフ)カロリーエースプラス」という名称の猫用流動食。
総合栄養食なので、猫の普段の食事と入れ替えて食べさせることができます。
「猫に毎日の主要な食事として給与することを目的とし、当該ペットフードと水だけで、指定された成長段階における健康を維持できるような、栄養素的にバランスのとれた製品」のことを総合栄養食といいます。
新潟県にあるデビフペットさんが作られています。
デビフペットフードさんは一般的な成猫用のキャットフードも作られていますが、特に子猫や老猫向けの流動食、ペースト食、介護食といった製品が人気です。
標準小売価格は260円(税抜)ですが、ドラッグストアやアマゾン、楽天などではもう少しお安いお値段で購入できることが多いようです。それでも一般的なキャットフードの缶詰に比べればお高い部類であることは否めません。
公式な製品の説明書きとしては
ドライフードや缶詰に混ぜて与えても結構です。 食事制限の際は、獣医師や専門家にご相談下さい。
とあります。
離乳期からシニア期まで幅広い猫のライフステージに使用できます。
と表示されています。
猫の食で困っているご家族が使いやすく、猫も食べやすい形状に加え、着色料・発色剤無添加で、国産と言う点も安心感が高いですね。
主原料は以下の通りです。
乳等を主原料とする食品、乳たん白、砂糖、鶏卵、大豆油、食塩、増粘多糖類、乳化剤、タウリン、アミノ酸類、ミネラル類、ビタミン類
こちらはあくまで食欲が落ちたり、病気で体力が落ちている猫のための食べやすく効率的に栄養を摂ってもらうためのキャットフードですので、特にキャットフードの成分にこだわる方にとっては理想的でないかもしれません。
しかし、猫に栄養をしっかりつけさせるという点では非常に優れた猫用流動食です。
お肉ではありませんが、新鮮な鶏卵の味と香りが猫が好むように作られています。
ただし、嗜好性に関してはよく食べる(飲む)子もいればあまり好きではない子もいるため、嗜好性が高いキャットフードではなさそう。
その場合、無理強いはあまり良くありませんが、栄養をしっかり摂って欲しい時期だけシリンジで給餌する方法を取るご家族も多いようです。(シリンジでの強制給餌は猫の状態やご家族の考え方によるので推奨するものではありません)
猫用流動食デビフカロリーエースプラスの大きさ、量
デビフカロリーエースプラスは小さ目の缶詰タイプ。
写真ではちょっと伝わりにくいサイズ感なのですが、一般的な猫缶と比べるとコンパクトな印象を持たれると思います。
お料理をなさる方は、グリーンピースの入っている缶サイズといえば伝わるでしょうか。
容量としては80gの分量です。
缶の側面には猫の体重ごとに適正なカロリーエースの給餌量も記載されています。
ただ、カロリーエースを与える状況にある猫さんの場合、老猫さんや病気療養中で食欲が落ちている猫さんが多いと思いますので、必ずこの量を与えないといけない・・・と神経質になる必要はないと思います。
例えば3kgの猫さんの場合、成猫だと3.0缶とありますが、食欲が落ちている猫さんに3缶はおそらく自分から食べてくれないのではないかな・・・と言うのが正直な感想です。
給餌量の目安にとらわれることなくカロリーエースに加え、お家の猫さんの好物のおやつや一般食などを交えて、食べてくれる分をしっかり与えるという使い方で良いかと思います!
(よく食べてくれるからと与え過ぎにはもちろん注意です。)
猫用流動食カロリーエースを猫に食べて(舐めて)もらいました
実際に猫さんがデビフカロリーエースを食べる様子もお伝えしますね。
実はねこるす編集部の中にもデビフカロリーエースを愛用している猫がいます!
全ての食ではありませんが、いつものご飯の一部をカロリーエースプラスに置換えています。
缶は開ける前にしっかりと振ってから開けます。
蓋を開けるとやや黄色味がかった液体状のカロリーエースが缶詰の縁までたっぷり入っています。
ややどろっとした印象も受けるのですが、ほぼサラサラの液状に近いです。
コーンスープ程度のとろとろサラサラ感です。
今回カロリーエースを舐めている猫は、開けてお皿に入れた瞬間からすごい勢いで舐め始めてくれるのですが、途中で飽きてしまうこともあります。
そのため、上にちゅ~るなどをトッピングすることもあります。
中には味が好みでない子もいるようですので、ちゅ~るなど嗜好性の高いおやつやキャットフードを混ぜてあげ食欲をかきたててあげるのもおすすめです。
上の写真で使っている器は、猫壱さんの人気のフードボウル「ハッピーダイニング 脚付フードボウル」です。Lサイズではなく普通サイズのもの。
デビフカロリーエースプラスはちょうどお皿がいっぱいになるくらいの量です。
今回デビフカロリーエースを舐めている猫さんは、脳腫瘍や腸の腫瘍などがあり、ご飯の消化吸収が難しい持病があるためカロリーエースを食事の一部に取り入れています。
食欲は旺盛なので、お皿に入れた瞬間に舐め始めてくれるのですが、途中でちょっと飽きてしまうことがあるので、その都度ちゅ~るなどのおやつを少し投入すると最後まで舐めてくれることが多いです。
上手に最後まで舐めてくれると家族も安心ですが、体力が衰えいて自分では舐めれなかったり、好みではないのであまり積極的に舐めてくれない子には、シリンジを使うという方法もありますよ。
猫用流動食のカロリーエースプラスは、標準小売価格は260円ですが、まとめ買いをする場合などは1個240円程度で販売されていることもあります。ただしお試しで買ってみたい時などは6個セット程度のものがおすすめです。
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※楽天で1個170円で販売されているものがありましたが、送料が別途かかります。猫砂や他のキャットフードなどと一緒に買うと良いかもしれません。
老猫さんや病気療養中の猫さんなど食欲が落ちてたり、固形のご飯は吐いてしまうけど、栄養をしっかり摂らせてあげたい時に役に立つ猫用流動食カロリーエースプラス、存在を知っておくともしもの時にきっと助かりますよ^^。