猫を飼うメリット・デメリット

猫を飼うメリット・デメリット猫と初めて暮らす方に向けて、猫を飼うメリット・デメリットをまとめました。

正直な思いとしては、命ある大切な猫を飼うときは一生涯猫を大切に育てて暮らすという確固たる思いと責任があればデメリットはデメリットではなくなると考えています。

とはいえ、初めて猫を飼う方にとっては猫との未知の生活がスタートすることになるのですから、最低限の情報として猫を飼うメリット・デメリットを知っておくことも大切です。

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猫を飼うデメリット

まずは、猫を飼う場合に起きる生活面や経済面でのデメリットです。
私自身が5匹の猫と暮らしている中で感じているポイントや、これまでお世話してきた猫から学んだポイントですので、あくまで個人的な見解であることはご了承ください。

猫を飼うデメリット

●ご飯代・猫砂(トイレ)代・病院代などの費用がかかる
●猫の抜け毛により部屋・服が汚れる
●猫の吐き戻しにより部屋が汚れる
●トイレの匂いや汚れが気になる
●家の柱や床、家具が爪とぎなどで傷つく
●爪でひっかかれて怪我をすることがある
●気軽に旅行に行けなくなる
●脱走防止のために窓を開ける時に非常に気を使う
●早朝や夜中に起こされることがある
●魚や肉など猫が食べる可能性のある料理をテーブルに放置できない
●猫の届くところに植物を気軽に飾れない
●猫が膝の上などに乗っていると動けなくなる
●本や雑誌、新聞を読んでいると邪魔される
●パソコンで仕事をしていても邪魔される
●布団・ベッド・ソファなど居心地の良い場所は猫のものになる
●家の主は人間ではなく猫になる

大体上記のようなものが基本的な猫を飼うデメリットとして考えられます。
個体差はあるので、毛が抜けにくい子や爪とぎをきちんと爪とぎでしかしない子もいますし、吐き戻しも全くしない子もいれば病気ではないのに毎日吐く子もいます。

経済面では、猫の一生において150万~300万ほどはかかると思って間違いないです。
大きい病気をすればもっとかかる可能性もあります。

日本ペットフード協会によるアンケートでは、猫1匹を飼うにあたって月にかかる食事やトイレなどの費用は平均5,000円ほど、私も実感として大体その程度だと感じています。
仮に猫が18歳まで生きるとすると以下のように試算できます。

一月の生活費 :5,000円×12か月×18年=108万円
去勢・避妊手術:1万円
ワクチン費用 :5,000円×18年=9万円
猫用品18年分 :10万円(タワー、爪とぎ、おもちゃ、ケージ、キャリーなど)
旅行中のお世話:1万円×18年=18万円(1年に3日だけ留守番があると仮定)
病気治療費  :15万円(一度尿道結石で手術・入院3日と仮定)
家具・布団類 :5万円

合計     :166万

猫用品や旅行中のお世話費用、病気治療費、家具布団類(猫のイタズラ、粗相による買い替え)などは個人差がかなりある部分ではありますが、全体的にかなり少な目に見積もっても150万円は超えてしまいます。

我が家の猫含め、私がお世話したことのある、猫と暮らしている多くのご家庭はこれ以上の出費がかかる環境を整えてらっしゃるところが多いです。

また、大病をすると10万円単位のお金はすぐに飛んでいきます。
猫の一生にかかる費用については、別記事でもまとめていますので、参考までにどうぞ。
参考記事猫の一生にかかる費用

経済面での負担に加え、基本的に家は猫のものになると考えておいた方が賢明です。
こうやって書いていくと猫を飼うにあたってはデメリットしかないようなものですね。

猫を飼うメリット

続いて猫を飼うメリットです。

猫を飼うメリット

●かわいい
●癒される
●子供の情緒が安定する
●子供のアレルギーが軽減する可能性がある
●家族の会話が弾む
●時々害虫をやっつけてくれる
●冬に抱っこすると少し暖かい
●心臓発作を軽減してくれるらしい
●恋人・パートナー探しに役立つらしい
●あと かわいい

頑張って考えてみましたが、猫を飼うメリットはデメリットに比べると少ないですね。
基本的に寝てるか食べてるかの姿しか見せてくれませんが、それだけで十分かわいく、癒されることは間違いありません。

また、お子さんがいるご家庭などは猫がいることで子供の情緒が安定するとも言われています。
私の周りでも反抗期で親には攻撃的な態度を取るお子さんも、猫には優しい声をかけているといった体験や子供が落ち込んでいる時に猫と一緒にいると心が安定するようだという体験をよく聞きます。

また、1歳まで犬や猫を2匹以上飼っている家庭で育った子供は、6~7歳時にアトピー性疾患にかかっている確率が、他の子供の約半分であることがわかったという研究もあります。※1
猫と暮らすことが子供に良い影響を与える面は他にもたくさんありそうです。

心臓発作に良い、恋人・パートナー探しに役立つ、は一応エビデンスもありまして、
米ミネソタ大学により4,000人のアメリカ人を10年間追跡調査した結果、猫と暮らしている人は、そうでない人と比較して心臓発作のリスクが約30%少ないという結果が出たそうです。※2
(米ミネソタ大学脳卒中研究所のAdnan Qureshi博士 米国脳卒中協会(ASA)国際脳卒中会議で報告された内容)

また、イギリスで行われたアンケート調査では、プロフィールに「猫好き」「猫と暮らしている」と記入した男性の方が、女性から魅力的だと思われる可能性が高かったとのこと・・・。

何となくわかる気はします。

猫を飼うことはデメリットの方が多いけれど

基本的に猫を飼うことを「メリット・デメリット」で考えたときには明らかにデメリットの方が多いと感じています。

それでも、本当に猫を愛し、大切に飼うという思いがあれば、猫がだらしなくゴロゴロしている姿を見るだけでデメリットはすべて吹き飛んでしまうことも間違いありません。

猫と暮らすと具体的にどんなデメリットが起きるのかをしっかり考え、いざ猫を家に迎えた後に「こんなはずではなかった!」と驚かないためにも、最低限の猫を飼うメリット・デメリットは検討した上で家族となる猫を迎えてくださいね。

※1米国で行われたコホート追跡調査「Childhood Allergy Study」(Journal of American Medical Association(JAMA)誌8月28日号)による

※2 Cat ownership and the Risk of Fatal Cardiovascular Diseases. Results from the Second National Health and Nutrition Examination Study Mortality Follow-up Study.

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