一人暮らしで猫を飼う

一人暮らしで猫を飼う「一人暮らしでも猫を飼いたい!」という声を良く聞きます。
一人暮らしで寂しいから、一緒に暮らせる猫を飼いたいという気持ちはとっても良くわかります。

仕事で疲れて帰ってきた時にかわいい愛猫が「にゃ~ん」とかわいくお出迎えしてくれれば(たとえ奥で寝ているだけでも)、疲れが吹っ飛んでしまうほど、猫たちは癒しを与えてくれます。

私自身も一人暮らしの方で、猫を飼っている方をたくさん知っていますし、皆さん猫ととても幸せそうに暮らしています。

ただし、一人暮らしで猫を飼う場合には、心配な点や注意する点もあります。
例えばこんなこと。

●日中お仕事で外出している時間が長いので猫は寂しくないかな?
●人間がいない間はご飯とトイレは大丈夫かな?
●子猫を迎えた場合、留守中家の中を自由に動き回らせて危なくないかな?
●旅行に行くときはどうしよう?
●考えたくないことだけど、飼い主である人間に万が一のことがあったとき猫はどうなるかな?

などなど・・・
一人暮らしで猫を飼う、猫と暮らすとなると、家族・猫のお世話をする人が複数いる環境での猫の飼育とはまたちょっと違った悩みが出てきます。

こういった悩みや注意点について、300件以上の猫と暮らすご家族の環境を見てきたプロの目線でまとめてみました。一人暮らしで猫を飼いたいと思っている方は是非参考にしてみてくださいね。

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そもそも一人暮らしで猫は飼えるのか

そもそも論ですが、最初に「一人暮らしで猫は飼えるのか」という疑問については、私は一人暮らしでも猫と快適に幸せに暮らすことはできると断言できます。

私自身、人間1人+猫の組み合わせで幸せに暮らしているご家族をたくさん見てきているからです。

ですので、一人暮らしだから猫が飼えない・・・と悩んでいる方は、これからまとめる一人暮らしで猫を飼う場合のポイントについて参考にしながら、運命の猫さんを探してみてくださいね。

一人暮らしで日中外出している時間が長いけど猫は寂しくないのかな?

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日中お仕事で外出している時間が長い場合、一人暮らしで猫を飼っていると日中は猫一匹でお留守番することになります。

残業などが多い仕事の場合は例えば朝8時ごろから夜中の12時ごろまで、あるいはもっと長く日中猫が一匹でお留守番することもあるでしょう。

実際猫が寂しいか寂しくないかは、その子の性格や年齢にもよるところが大きいのですが、個人的には寂しいと感じている猫さんが多いと思っています。

一般的に猫は孤独を好み人、べたべたと甘えてくることはあまりないという印象を持っている方が多いようですが、実際猫を飼ってみると甘えてくる時はとことん甘えてくるのが猫という生き物です。
ただし、自分が満足するとプイとお気に入りの場所に行ってしまうので、クールな印象も持ってしまうかもしれませんが、基本的に猫は人間とのスキンシップが大好きな生き物だと感じています。

これを証明する記事が2017年4月のニューズウィークの記事にも掲載され、話題を呼びました。
猫はマタタビよりもご飯よりも人間が好きという記事で、この記事に書かれている研究によると、4種類の刺激物(食べ物、おもちゃ、におい、人間との交流)の中から猫が最も好むものを調べた結果、猫は人間との交流を一番好むことが分かったというものです。※1
参考ニューズウィーク

詳しい研究結果は英文ですが以下で読むこともできます。
参考Behavioural Processes

猫は人間が考えている以上に人間の家族とのスキンシップが大好きです。
なので、お留守番中も当然寂しいと感じています。とはいえ、日中お仕事で長時間留守ににできないかというとそうではなく、寂しいと感じながらものんびりとご飯を食べて寝ている子が多いです。

なので、日中ずっとゴロゴロ寝てて寂しくなんてなかったよね~とは思わず、帰ったらたくさんたくさんスキンシップ(と言っても横に座ってなでなでしたりおもちゃで遊んだり一緒に寝るだけでも)を取ってあげれば大丈夫です^^。

一人暮らしで猫は何匹まで飼えるか

一人暮らしで猫を飼う場合、日中猫のみでのお留守番もあることから、相性の良い猫2匹で飼うのもおすすめです。猫が二匹いると人間対猫の関係以外にも猫対猫の関係も発生するので、猫もお留守番時にも寂しさを感じないことが多いです。

一人暮らしの場合にはお世話も一人でしなければいけませんから、二匹くらいが人も猫も快適に暮らす上限ではないかと考えています。

もちろん、一人暮らしで猫を3匹以上飼っているご家族もあるのですが、私が知っている範囲では、一人暮らしで3匹以上になってくるとお掃除に手が回らなくなってくるパターンが多いです。

ある程度人間にとって快適な住環境をキープするためには、一人暮らしの場合は猫は2匹までがちょうど良いかと思います。

また、地震などの災害時のことも想定して、自分一人で猫を何匹まで連れて避難できるかを考えるとやはり一人暮らしでは二匹が限界なのではないでしょうか。

一人暮らしの男性の場合保護猫を引き取るハードルが高い

参考記事猫を飼い始める方法について、後悔しないために知っておきたいことでも少し書きましたが、一人暮らしの男性で猫を飼いたいと思った場合、保護猫を引き取ることが難しいというケースも多々あります。

個人的には猫はペットショップではなく、保護された猫や里親を募集している猫を家族として迎えていただきたいのですが、男性一人暮らしの場合はややハードルが高いのが現実です。

ですので、男性一人暮らしの場合で保護猫や里親募集中の猫を引き取って飼い始めたいと思った場合は、猫の一時預かりやボランティアのお手伝いなど、引き取り元との信頼関係を築いていけば、きっと家族になれる猫さんと出会えるはずです。

また、ボランティア団体や保護猫カフェさんなど、しっかりとしたところであればあるほど審査が厳しくなります。飼育する場となる自宅への訪問を受け入れたり、定期的な猫の様子の報告を約束するなど、自分が愛情を持って猫を終生お世話できる人間であることをきちんと証明すれば一人暮らしの男性でも猫の里親先として認めてくださる可能性は高いです。

男性の一人暮らしで猫を飼うのはややハードルが高いのですが、仕事で疲れて帰ってきた時に待っていてくれる猫がいるのは最高の幸せですので、諦めずに(できればペットショップという安易な方法を選ばずに)運命の猫さんとの出会いのために頑張っていただきたいです。

一人暮らしで旅行に行くときの猫の世話は誰に頼むか

一人暮らしで猫を飼う場合、旅行や出張に行く場合の猫の世話に悩む人が多いです。
ご家族や友人に頼むのが一番安心ではありますが、近くにお願いできる人がいない場合もあります。

その場合はペットシッターやペットホテルを利用することになると思いますが、猫は環境の変化に対するストレスが犬に比べて非常に大きい生き物です。
ペットホテルに1日2日預けただけで、ご飯を食べずおしっこもできず・・・げっそりして帰って来る子もたくさんいます。

そのため、旅行や出張で猫を長期間お留守番させる場合は、近くに頼める家族や友人がいなければペットシッターさんを利用するのが猫にとっては一番安心な方法かと思います。

また、ご飯を多めに置いて猫を一匹で留守番させる場合、2泊3日程度であれば猫一匹でも大丈夫と書いていあるサイトもありますが、私としては猫一匹でお留守番させるのは1泊2日が限度だと感じています。

猫に多い疾患の泌尿器系・腎臓系の病気で万が一尿が出なくなり尿毒症が起きてしまえば猫の体調は24時間以内に急変します。そのため猫がお留守番する場合でもなるべく24時間以上間を空けないように誰かが様子を見に来ることが必要だと考えているからです。

参考記事
猫をお留守番させる方法については別記事でまとめていますので、こちらも参考にしてくださいね。

参考猫をお留守番させる方法
参考猫のお留守番お世話を頼む際のチェックポイント

人間に万が一のことがあったら猫はどうなる

一人暮らしで猫を飼っている場合、外出中に家族の人間に万が一のことがあると、猫は一匹でご家族の帰りを待っていることになります。

すぐに家に帰ってあげられない状況になった場合、最悪二度と家に帰れない状況になった場合の猫のこともしっかり考えておきましょう。

猫を飼い始めたときに、家族や親しい友人に自分に万が一のことがあったら猫を一時的に保護してくれるようにしっかり頼むことを忘れないでください。

例えば以下の画像は、猫共生マンションを管理なさっている不動産屋さんのサービスですが、特に一人暮らしで猫と暮らしている場合はこのようなキャットレスキューカードを普段からお財布に入れておき、万が一の場合猫の世話をお願いできる人の連絡先が書いてあると、猫が自宅に取り残されてしまう可能性が低くなります。
キャットレスキューカード
参考記事一人暮らし用猫共生マンション

家族が増えて一人暮らしではなくなるとき

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一人暮らしで猫を飼い始めても、そのうち一緒に暮らす人が増えることもあります。
恋人ができたり、結婚したり、もしくは友人と一緒に住むという方もいらっしゃるでしょう。

その場合、先住である猫が人が増えたことによるストレスを感じることがあります。

まずは、人が増える場合は急に一緒に暮らし始めるのではなく、まずはお客さんとして猫に慣れてもらえるように配慮し、少しづつ猫との関係を築いていければ良いですね。
ベタな手ではありますが、おやつやおもちゃでご機嫌を伺うのも良い方法です。猫が緊張しているような場合は、逆に構わず空気のように接してあげることもおすすめです。

新しい家族が一緒に暮らし始めてからも、まずは先住である猫の優先度を高めて、しっかり最初から暮らしているご家族がスキンシップを取ってあげればきっと猫も人もストレスなく家族の一員になれると思いますよ^^。

一人暮らしに関わらず、猫の一生を面倒見る気持ちが一番大事

一人暮らしで猫を飼うというのは、確かに少しハードルが高く悩んでいる方も多くいらっしゃいます。
けれど、一人暮らしでもそうではなくても、基本的には家族となった猫の一生を最後まで愛情を持って面倒を見るということが一番大事です。

まずは、家族となる猫に愛情を持って終生大事に面倒を見ることができるかしっかり考えてから、運命の猫さんとの出会いを検討してくださいね。

一人暮らしで猫と暮らす人におすすめ、最新猫ツール

最後に、一人暮らしの猫との暮らしをより安心かつ快適にするための最新猫ツールの情報もをまとめておきます。

顔認識猫猫おしっこチェックトイレ toletta(トレッタ)

猫のおしっこ、体重管理ができるスマート猫トイレの月額利用料は500円

月額500円で、毎日の猫のトイレ回数、おしっこの量をチェックしてくれるスマートトイレ「toletta(トレッタ)」
普通のシステムタイプ型トイレを置くだけで簡単設置できます。猫の顔を認識して計測するので首輪などを付ける必要もありません。

公式サイトtoletta(トレッタ)

開発会社へ取材した記事もありますので、参考までに。
参考記事マート猫トイレ「toletta(トレッタ)」の開発会社ハチたまさん訪問してきました!

猫のライフログ catlog

猫のライフログcatlog
株式会社raboの開発した、猫のためのライフログ「catlog」
首輪型のコンパクトなウェアラブルデバイスで、猫の一日の生活を見守ります。一人暮らしでも猫の日中の生活をアプリで見ることが可能です。

公式サイトcatlog

カメラ付き給餌器 例:うちのこエレクトリック カリカリマシーン

うちのこエレクトリック
一人暮らしで猫と暮らす人に便利なのが、カメラ付きの給餌器。
いくつか発売されていますが、最近人気なのが、ペット用家電を販売している株式会社アクセスラインの「うちのこエレクトリック カリカリマシーンSP」です。
室内の様子もかなり広範囲かつ鮮明にスマホやタブレットで確認可能です。
こちらは管理人も使用しているので、使用感のレビューはまた別記事でまとめる予定です。

公式サイトカリカリマシーンSP

※1:Social interaction, food, scent or toys? A formal assessment of domestic pet and shelter cat (Felis silvestris catus) preferences

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