猫を飼い始める方法について、後悔しないために知っておきたいこと

001001

猫を飼いたいと思った時に、あなたはどのような方法を思いつくでしょうか。

長ければ20年以上一緒に暮らす猫さんとの最初の出会い、後悔しないために知っておきたい「猫を飼い始める方法」についてまとめてみました。

まず、猫を飼い始める方法は、大きく分けると以下の3通りがほとんどです。

①里親募集中の猫を引き取る
②お外で暮らしている猫を保護する
③ペットショップ・ブリーダーの猫を購入する

それぞれの方法のメリット・デメリットなどを併せて紹介します。

<スポンサードリンク>

里親募集中の猫を引き取って飼い始める

地域の保健所や保護猫ボランティア団体さん、獣医さん、または個人の方などが里親として飼い主を募集している猫を引き取る方法です。

年間を通して多数の猫さんの里親が募集されています。
特に春先は、子猫が多く産まれる時期ですので、里親募集の猫も非常に多くなります。

里親募集中の猫を飼い始めるメリット、デメリットについては以下のことが考えられます。

【メリット】

○飼い主がいない猫を助けることができる
○引き取るにあたっての費用があまりかからない(最初のワクチン代や去勢・避妊手術代程度)
○ボランティア団体や獣医さんから引き受ける場合、猫さんの飼い方について正しい情報を教えてもらえる

なんといっても、飼い主が見つからなくて困っている猫を家族として迎え入れることは、猫にとっても家族にとってもかけがえのない喜びになります。

費用面もワクチン代・去勢避妊手術代程度です。

また、引き取り先がボランティア団体や獣医さんの場合は、基本的な猫の飼い方はしっかりと教えてくれるので初めて猫を飼う場合でも頼れる相談先が猫を飼い始めてすぐにできるのでありがたいです。

ただし、個人の里親募集先から引き取る場合は、ワクチンの接種有無やお腹に虫がいないか、保護・もしくは産まれたときの状況や去勢・避妊についての情報などを提示されないことも多いので、ご自身でしっかり確認する必要があります。

【デメリット】

○特定の猫種や柄などにはこだわれない
○審査が厳しく、特に一人暮らしの場合は断られることがある
○自宅の近くで募集しているとは限らない

一方デメリットとしては、特にしっかりと運営しているボランティア団体は基本的に譲渡の審査が厳しいため、一人暮らしの場合は引き取ることができない可能性もあるという点が大きいです。

ボランティアなさっている方は、里親に出す猫を我が子同然に思ってらっしゃいますので、審査が厳しくなるのは当然です。

特に男性の一人暮らしは留守の時間が長かったり、十分なお世話ができない可能性が高く、過去にもあまり良くない事例が起きていますので、お断りされることが多いです。

どうしても男性一人暮らしで猫を里親として引き取りたい場合は、まずは保護の一時預かりや譲渡会のお手伝いを行うなど、ボランティア団体さんとの信頼関係をしっかりと築いてから引き取りに挑戦するという方法もあります。
それをめんどくさいと感じるようであれば、猫さんを責任持って飼えるかどうか、もう一度考え直した方がいいかもしれません。

お外で暮らしている猫を飼い始める

そして、猫を飼い始める方法の中でもかなり多いのが、お外で暮らしている猫やお外で産まれた猫を保護するというパターンです。

特に子猫を見つけてしまった日には、しばらくは忘れられず頭の中が子猫でいっぱいになり、更に保護すると子猫中心の生活になります。

お外で暮らしている猫を飼い始める場合のメリットとデメリットについては、以下のようなことが考えられます。

【メリット】

○困っている猫を助けることができる
○保護するにあたっての費用があまりかからない(最初の検査やワクチンその後の猫との暮らしにかかる費用は発生します)

【デメリット】

○病気や怪我をしている可能性がある
○お外暮らしが長いと家から外に出たがる

お外で暮らしている猫を保護して飼い始める場合は、既に病気にかかっていたり、どこかしら怪我をしている場合がある点に注意が必要です。
保護したらまずはすぐに獣医さんに連れて行き、猫エイズ・白血病の検査、お腹に虫がいないかの検査、大体の年齢(歯や全身の状態を見て予測)などの健康状態を調べることが大事です。

また成猫を保護する場合は、既に他に飼い主がいないかしっかりと確認しましょう。
耳に切れ目のある猫(さくら猫と呼ばれることもあります)は、去勢・避妊が完了している目印なので、保護ボランティアさんがお世話をしていることが多いです。

まずは周囲の猫ボランティアさんに確認することを忘れないようにしてください。

私の周りでは、外で暮らしている猫の飼い主の有無を判断するために、首輪をつけそこにお手紙を括り付ける伝書バトならぬ伝書猫作戦で猫に飼い主がいることを特定した例もあります。

ペットショップ・ブリーダーの猫を購入する

最後にペットショップ・ブリーダーから猫を購入して飼い始める方法です。

【メリット】

○特定の猫種・柄にこだわることができる

【デメリット】

○猫さんの健康状態の管理が業者によりできていないことがある
○費用が高額
○猫を購入するという文化を後押ししてしまう

ペットショップ・ブリーダーさんから猫を購入するメリットは、猫種にこだわる人以外にはほとんどないと考えています。
また、業者によっては、猫の体調管理を十分に行わずに営利目的に走りすぎているところもありますので、見極めが大変難しいです。

ポイントとしては猫の展示数(多い)や子猫のかわいさばかりを売りにしている業者は注意が必要です。

また衛生面などもしっかりとチェックする必要があります。

もしも、特定の猫種や柄にこだわり、血統書付きの猫と暮らしたいという場合は、ペットショップではなく、直接購入できるブリーダーさんを探して、受け取りに行くスタイルがおすすめです。

その際、猫が産まれた場所、暮らしている場所などもしっかり見せてもらえるブリーダーさんを選ぶことが大切です。

猫を飼い始めるにあたって、後悔しないために知っておいて欲しいこと

最後に、我々人間には耳の痛い話ですが、年間に国内で販売されるなどして流通した犬猫の数約75万匹の内、約3%にあたる2万3千匹余りが流通過程(産まれてから販売されるまで)で死んでいたことがわかり、話題になりました。(2014年の朝日新聞とAERAによる調査)※1

調査で出た数字が正確かと言われるとちょっと怪しい部分もあるのですが、(悪質な業者は正確な内容の届出書を提出しないなど)近しい数、もしくはこれ以上の数の猫、犬がペットショップに流通される中で命を落としている可能性が高いと感じています。

そもそも、欧米などペット産業先進国では日本のペットショップのような展示による生態販売は行っていません。(長くなるので別の記事で書きます)

ペットショップで猫さんを購入するということは、将来の日本のペット文化にとってどういう意味を持つのか、猫を飼い始める前に少し考えてみることも大事なのではないかなと考えています。

ペットショップのかわいい猫さんたちの陰にいる亡くなってしまった猫さんたちに思いを馳せ、もし今後猫さんを新たに飼う機会があるのであれば、後悔しないように猫を飼い始めることができるのがベストですね!

※1:13年9月に施行された改正動物愛護法で、繁殖業者やペットショップなどに提出が義務付けられた「犬猫等販売業者定期報告届出書」の13年度分(9月施行のため原則的に同月以降の7カ月分)と14年度分より集計

一覧「猫を飼いたいと思ったら」記事一覧に戻る

この記事が気に入ったら
いいね ! してにゃ

Twitter で

スポンサードリンク