猫のお留守番お世話を頼む際のチェックポイント

猫のお留守番お世話を頼む際のチェックポイントこの記事では、猫を自宅でお留守番させる際に友人やシッターさんに猫のお世話を頼む場合、猫の家族として気を付けておきたいポイントを網羅しています。

猫のお留守番のプロであるペットシッターさんはある程度打合せの際にその家族と猫に合ったアドバイスなどをくださいますが、友人や親戚などに猫のお世話をお願いする際、猫のお留守番時にどういった対応をお願いするのが良いかの参考になるかと思います。

猫のお留守番時に気を付けたいポイント【ご飯とお水編】

まず、猫のお留守番を他人にお願いするときに最初に気になるのがご飯とお水です。
ご飯はもちろんですが、お水もお留守番中に飲めない状態になってしまうと猫には死活問題です。
しっかりと猫のご飯とお水のあげ方をお世話する方に伝えておきましょう。

猫のお留守番時にご飯とお水について伝えておいた方が良いのは以下のようなポイントです。
可能性がある内容を網羅していますので、ご自身の猫に合う項目をチェックしてみてくださいね。

  • ご飯の種類・量
  • 量を測る場合は量り(スケール)の場所
  • おやつの有無
  • ご飯をあげる場所
  • ご飯・おやつストックの場所
  • 給餌器・給水器の設定方法と説明書
  • 残した場合の処理方法(捨てるか、注ぎ足しか)
  • お皿を洗う場合猫用と人用のスポンジの区分けありかなしか
  • お水の場所・個数(お留守番時は+1がおすすめ)
  • お水は水道水か浄水か(硬水はダメ)

猫のお留守番時に使える給餌器ご飯やおやつについては、まとめて一か所に置いておくとわかりやすいです。

お留守番中に目につくところに出しておくのも良いのですが、中にはご飯の袋を噛んでイタズラしてしまう子もいるので、その場合は棚の中で一か所にまとめて置くのが良さそうです。棚の場所がわかりにくい場合や入れておく場所がないときは、お留守番中だけ一時的にレンジの中にご飯セットをまとめて置いておくお家もあります。

1回分の食事を小分けにしておくのもお世話をお願いする人にとっては助かりますね。

給餌器や給水器を使う場合は、基本的に設定のままで大丈夫だと思いますが、長期のお留守番の場合など万が一調子が悪くなったり、給水器の場合は中を洗う場合のために備え、取扱説明書を置いておくと安心です。取り扱い説明書がない場合もインターネット上にメーカーの説明書がアップされていることが多いですのであらかじめ調べておきましょう。

お水はお留守番中は人が完全にいない時間帯も多いため、万が一お水のお皿をひっくり返してお水がなくなる状態が起きることを想定して、普段よりお水の器を+1多く用意するのもおすすめです。

人によってはキッチンのシンクの中のボールにお水を溜めたり、お風呂場の洗面器にお水をためておくお家もありあります。(お風呂の湯船にはお水を溜めてお留守番すると猫が溺れる可能性もあるので湯船の水・お湯は抜いておきましょう。)

猫のお留守番時に気を付けたいポイント【おトイレ編】

お水ご飯の次にチェックするのが、猫の健康のバロメーターおトイレです。
この記事ではご飯とお水の後にまとめていますが、お世話はなるべくおトイレ掃除から先にお願いすると、その日の猫の体調がご飯をあげる前にわかるのでおすすめです。

  • トイレの掃除方法
  • おしっこ・うんちの頻度目安
  • うんちの状態(時々柔らかくなることがあるなど)
  • トイレに流す場合は小分けで流す
  • エコタイプのトイレは水流を多くしておく
  • トイレ砂の場所
  • ペットシーツの場所(システムトイレの場合)
  • トイレゴミの捨て場所
  • ウェットティッシュ・消臭スプレーなどの場所

掃除のしやすい猫トイレ

猫のお留守番時のおトイレのお掃除は、まずは基本的なお掃除の方法の他にも、日々のうんちやおしっこの回数状態などを伝えておくと、お留守番時にお世話する人も猫のおトイレ状態を把握しやすいです。
また、おしっこについては必ず1日(24時間程度)に1回ちゃんと出ているかはしっかりチェックしてもらいましょう。

おから砂や紙砂などトイレに流すタイプの猫砂の場合は、普段は1日に数回に分けてお掃除しトイレに流すお家が多いのですが、お留守番中は1日分をまとめてトイレに流すことになります。
そのため普段は1回の水流で流れていても、1日分まとめて流すと上手く流れなず、最悪詰まってしまうこともあります。そのためお留守番時にトイレに流すタイプの猫砂の場合は、一気に流すのではなく数回に分けて流すようにしましょう。

また、最近の節水タイプのトイレは水流を最小に設定しているお家も多いので、お留守番中は念のために水流を多めに設定しておくと安心です。
(エコタイプのトイレは水量が少ないので猫の猫砂やうんちが詰まってしまうという事例も多発しています。)

猫のお留守番時に気を付けたいポイント【お家の環境編】

基本的なご飯・お水、トイレに加えて、お家の環境もそれぞれの家庭によってお留守番時に気を付けたいポイントがあります。可能性があるものを網羅していますので、ご家庭や猫さんの嗜好などによってお世話する人に伝えておいた方が良いポイントに抜け漏れが無い様に参考にしてくださいね。

  • エアコン・暖房器具の設定
  • 照明の有り無し
  • 窓・カーテン
  • 雨戸・シャッターの状態
  • 猫を入れてはいけない部屋
  • お風呂場のお湯
  • 空気清浄機・加湿器
  • コンセント類
  • 紐や布、紙など誤飲の可能性があるもの
  • ガスの元栓
  • セキュリティシステム

猫のお留守番時のエアコン・冷暖房設定お家の環境については、特に夏場はエアコン・暖房器具の設定をしっかりお願いしておく、もしくはつけたままにしておくなど猫の熱中症対策には気を配っておきたいところです。
また、留守中ですので、雨戸やシャッターの状態に悩まれる人も多いので、早めに考えておくことをお勧めします。

猫のお留守番中の、エアコン・暖房器具の設定、雨戸、シャッターの状態、照明の有無については別記事で詳しく書いていますのでこちらも参考にしてくださいね。

参考記事猫のお留守番中のエアコンや冷暖房器具の設定
参考記事猫のお留守番中の照明や雨戸・シャッターの戸締りについて
参考記事

また、楽器のある部屋や客間など、家によっては猫を入れたくない部屋もあるかと思います。その場合もお世話する人にしっかり猫が入ってはいけない部屋もお伝えしておきましょう。
お水のところでも書きましたが、お風呂の浴槽の水はお留守番中は絶対に抜いてからお出かけしてくださいね。万が一猫が落ちて溺れてしまうことを防ぐためです。

また、空気清浄機や加湿器もつけて行く場合はチャイルドロックをしておく、水の追加(除湿器の場合は捨てる)もありそうなら、お願いするのもアリです。
電化製品のコンセント類は基本的には問題ないことが多いのですが、ケーブルをかじってしまう癖がある子の場合は、使わないものは抜いておいた方が無難です。

猫のお留守番時の注意点

イタズラ好きの猫さんの場合、紐や布、紙類等誤飲しやすい子もいます。
その場合は、予めご家族が誤飲する可能性があるものはしまっておきましょう。また誤飲しやすいものをお世話する人に伝えておくのもおすすめです。その他、猫がイタズラして壊してしまう可能性があるものもしまっておくことをお勧めします。

滅多にないのですが、側面のボタンをカチッと押して火をつけるタイプのガスコンロは本当に稀にですが、猫が立ち上がった時に押してしまい火がついてしまうこともがあります。心配な場合はガスの元栓から閉めておくとより安心です。

自宅にSECOMやALSOKといった警備会社のセキュリティシステムをつけている場合は、留守中に猫のお世話に人が来ることを予め伝えておきましょう。お世話の人が来たタイミングで自宅に電話をかけてくれるサービスもありますので、早めに確認しておいた方が良いですね。

猫のお留守番時に気を付けたいポイント【猫以外のお世話編】

猫のお留守番のお世話をお願いするということは留守宅をお任せするということにもなります。
猫のお世話以外にも留守時に発生しがちは猫以外の家の中のお世話についても網羅しておきますね。

  • 植物のお水やリ
  • 魚・虫・亀などのお世話
  • 新聞・郵便物の取り込み
  • 宅配不在票の対応
  • 生協など食材定期宅配の対応
  • 回覧板など町内会の回覧物

猫以外に植物、魚・虫などがある場合で、お水やりや簡単な餌を上げる必要がある場合も忘れずにお世話をする人に伝えておきましょう。
また、留守が3日以上など少し長めになる場合も新聞・郵便物がポストに溜まると防犯上もよくありませんので、新聞は止める、もしくは猫のお世話に来てくれる人に取り込みをお願いするのも案です。

その際、宅配便の不在票などが来たときにどうするかなども併せて考えておくと良いでしょう。
また、忘れがちなのが定期的な生協の宅配です。留守中は来ない様に設定しておくのがベストですが、ついつい忘れがちなので、留守中に生協などの食材宅配が届かない様にしておきましょう。
届く場合などは、猫のお世話に来てくれる人に取り込みをお願いするなど対応すると安心です。

町内会などに所属している場合は、不定期で回覧板やゴミ出し場所の掃除当番などが回ってくることもあります。
その場合も、お世話する人が困らない様に、もし回覧版などが届いたらどうするかを事前に考えておくことをお勧めします。

猫のお留守番時に気を付けたいポイント【猫の体調管理編】

お留守番の時に、万が一猫の体調に不安を感じたら、まずはお世話する人の自己判断よりもご家族に連絡の上獣医さんに相談することを基本に考えましょう。
その上で、猫のお留守番中の体調管理で最低限気を付けるべきポイントをまとめました。

  • おしっこの回数・有無は必ずチェック
  • うんちの状態
  • 吐き戻しの有無
  • 猫の食欲
  • かかりつけの獣医さん情報

お留守番時の猫さんの体調管理
まず、猫のお留守番時のおトイレのお世話の部分でも書きましたが、まずはおトイレチェックが猫の健康のバロメーターになります。特に猫はおしっこ系の病気になりやすい動物ですので、毎日おしっこが1回は出ているか、などもトイレに行っている素振りはないかなど、おしっこに関しては、お世話する人に注意深くみてもらえるように伝えておきましょう。

また、うんちが緩かったり、3日以上出ていなかったりという場合も家族に連絡してもらえると安心ですね。
吐き戻しも猫はよく吐く動物なので、普段から吐きやすい子なのか、滅多に吐かない子なのか、吐く場合もどういった時に吐くことが多いのか(一気食いして吐いてしまうのか、毛玉を吐くのかなど)といった情報を事前に伝えておくとお世話する方も、猫が吐いている場合でも焦らずに対応ができるかと思います。

また、食欲が極端に落ちている場合などもあるので、普段の食欲や食べる量も猫のお世話をする人がある程度把握できるようにしておくと良いでしょう。

とはいえ、猫の体調に関しては少しでも不安を感じたらご家族、そして獣医さんにまずは相談するというのがベストです。お世話をする側が少しでも猫の体調に不安を感じたときに相談しやすい様に、お願いするときに「猫の体調に少しでも不安を感じたらいつでも連絡してね!」と伝えておくと相手も気を使わずに連絡してくれると思います。

猫のお留守番時に気を付けたいポイント【猫のお世話の謝礼編】

猫のお留守番にペットシッターさんを利用する
最後にペットシッターさんではなく、家族・親戚や友人などに猫のお世話をお願いする場合の謝礼についてもまとめておきます。例えば家族や親戚などの場合は、関係性によってはお土産を渡せばOKという場合もありますが、友人・知人にお願いする場合は少額でも謝礼を多少でも渡しておくと以降もお願いしやすくなります。

例えばペットシッターさんの場合、大体ですが1日1回のお世話で1日2,500円~3,000円+交通費実費というのが相場の価格です。(地域差はあり東京都心部はもう少し高目の設定のところもあります)
ですので、知人・友人にお願いする場合も交通費実費+1日1,000円~ペットシッターを利用する場合の金額以下を目安に、相手と相談して決めると良いのではないでしょうか。プラスお土産も用意すると喜んでもらえそうですね。

もちろん中には無料でいいよという方も多くいらっしゃると思いますが、その場合もお土産など少しでも相手が喜んでもらえるように考えると今後も猫のお世話を依頼しやすい関係が築けるのではないでしょうか。

以上、猫の自宅でのお留守番お世話を人に頼む際のチェックポイントをまとめました。
かなり心配性なタイプのご家族の気持ちをベースに網羅しているので、人によっては不要な項目もたくさんあるかと思いますが、この記事にまとめてあるポイントをチェックしておけば、猫のお留守番時の想定外の事態を防げるかと思います。

また、猫のお留守番させる方法については、別途
参考記事猫をお留守番させる方法と注意点にも書いていますので、こちらも参考にしてくみてくださいね。

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